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「このディープさ」
 徳島市内の大動脈である国道192号線沿いにあるのに誰もまったく飲食店とは気がつかないほどディープ感漂う食堂である。まず名前からしてその臭いがプンプン(笑)。暖簾が出てないととっくに廃業したのだと思われても仕方がない。私もそう思っていた(笑)。
 
 何の飾りもないサッシ戸をあけると店内はまともである。黒板とショーケースの見本を見ておかずを選ぶとすべてにご飯と味噌汁と一品がついてくるシステムである。
 
 しかして問題はそのメニュー。「鯖の味噌煮込み」とか「豚の生姜焼き」に混じって「北海道秋鮭のムニエル(600円)」、「チキンカツピザ風味(600円)」、「若鳥のもも肉のチリソース(600)」、「若鳥のもも肉のペンネグラタン(600円)」。外見からこのメニューを想定できる人がはたしているのだろうか(笑)?
 
 試しに食べるとやっぱり定食屋の味である(笑)。しかしガッツリ系のその量とこの価格。おそらく近くの大学の学食代わりとして、この外見でも永く続いているものと思われる。まさにこの地に根付いた食堂である。
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 「暖簾がなければ道路沿いの倉庫である」暖簾がなければ道路沿いの倉庫である 
 
   
 「意外と店内は飲食店。」意外と店内は飲食店。 
 
   
 「見よこのメニュー。「鯖の煮付け」がなかったらビストロのメニューだ(笑)。」見よこのメニュー。「鯖の煮付け」がなかったらビストロのメニューだ(笑)。 
 
   
 「一方、ショーケースは普通の定食屋だ。」一方、ショーケースは普通の定食屋だ。 
 
   
 「若鳥とモモ肉のチリソース 600円」若鳥とモモ肉のチリソース 600円 
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