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「ちゃあどん?」
 赤松旅館は塩江の国道沿いに昔からあるビジネス旅館である。旅館の1階は宿泊客用兼一般の大衆食堂にもなっており、近所の住民のみならずタクシーの運転者さんから山歩きの人達にいたるまで幅広い客層の昼食の場として永く用いられてきた。
 
 肉類や魚類などの生鮮物の仕入れに乏しい山間部の食堂らしく、うどんや中華そば等の麺系と一品物の惣菜を中心とした品揃え。特に中華そばで地道に顧客の支持を得てきた。
 
 最近になって丼物に新メニューを投入、たまどん、ちゃあどん、チャーシュー丼である。チャーシュー丼はまだしも、たまどんとちゃあどんが意味不明。たまどんはどうやら天津飯らしいものだと判明するも、ちゃあどんは注文した現物が出てくるまではぐらかされる。結局はチャーシュー丼とたまどんの合体丼であることで落ち着いた。
 
 古くから続く地味な食堂がたまに珍しいことをすると騒動を巻き起こしかねないという良い例である(笑)。
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 「193号線沿いの塩江温泉郷の南はずれにある旅館の食堂」193号線沿いの塩江温泉郷の南はずれにある旅館の食堂 
 
   
 「昼近くには近所の人で一杯になる。最近は土日には山歩きの観光客も訪れるそうだ。」昼近くには近所の人で一杯になる。最近は土日には山歩きの観光客も訪れるそうだ。 
 
   
 「食堂メニューの真ん中に、たまどん(あんかけ卵丼)、ちゃあどん、チャーシュー丼。もちろん食堂なのでめしは大中小と味噌汁、ゆで卵も。」食堂メニューの真ん中に、たまどん(あんかけ卵丼)、ちゃあどん、チャーシュー丼。もちろん食堂なのでめしは大中小と味噌汁、ゆで卵も。 
 
   
 「ちゃあどん 600円 あんかけ卵丼+チャーシューといったところ。最近、考案した新メニューということ。」ちゃあどん 600円 あんかけ卵丼+チャーシューといったところ。最近、考案した新メニューということ。 
 
   
 「昔からおなじみとなっている中華そば 500円」昔からおなじみとなっている中華そば 500円 
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