「いっちゅうの新食堂」
貞光から国道438号線を剣山に登る途中の一宇村に出来た田舎そばやである。一宇は「いちう」と読むが、地元の人は「いっちゅう」と発音する。「いっちゅうやからな」とか「いっちゅうにいくで」とか、知らない人が聞くと「『意中』とか『日中』とか『一番』の意味かいな?」と勘違いしてしまうのであるが、よく考えるとここの地名の一宇であることに気がつくというややこしい方言である。
この「そばごや」、ひねりもなんなもないそのまんまの店名である。その名の通りのログハウスで、店の中は古い掛け時計だらけ。おじさんに云われを聞くと、「まぁ、好きなんや」の一言で片づけられた。どこからかもらってくるらしい。若い者のように給料何カ月分の腕時計を収集するよりは、お金もかからず盗難の心配もない、奥さんに優しい趣味である。
えっ?ソバについて?この店はこの場所にあるのに意味のある店。まぁいっぺん自分で食べてみてくれぃ。
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「国道沿いのログハウスである。」
国道沿いのログハウスである。
「なぜか時計だらけの店内。」
なぜか時計だらけの店内。
「メニューはこれだけ。文句あるなら来なくていいぞという暗黙のプレッシャーを感じる。(笑)」
メニューはこれだけ。文句あるなら来なくていいぞという暗黙のプレッシャーを感じる。(笑)
「国道をもう少し走ると、こんな幟が道端に。超熟女好きの同行者の喜ぶこと喜ぶこと。」
国道をもう少し走ると、こんな幟が道端に。超熟女好きの同行者の喜ぶこと喜ぶこと。
「別に「ばあちゃん」を売っているのではなく「ばあちゃん」がつくった草餅や寿司やお茶を売っていた。同行者がっかり。(笑)」
別に「ばあちゃん」を売っているのではなく「ばあちゃん」がつくった草餅や寿司やお茶を売っていた。同行者がっかり。(笑)
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