「鉄の聖地」
JR四国の多度津駅は四国の鉄道の発祥の地のひとつ。今でも予讃線と土讃線とが分岐する重要駅である。駅舎は何度も改築されているが周囲の関係施設には年月を経たものが今なお多く残され、全国から訪れる鉄道マニアも後を絶たない。そのレトロな建物に混じって残る食堂である。
JR職員専用の社員食堂は近くのこれも近代産業遺産となっている多度津工場構内に移されているので、今では関係者以外の利用が多くなっている。駅構内の駅前食堂と言ったところである。場所柄、早朝から営業しているので朝は常連客が多く、日替わり定食が人気メニューのひとつである。というよりメニューは日替わり定食しかない。(笑) 朝7時からの営業であるが、その定食がなくなり次第閉店である。普通は日替わり定食というと、前日に余分になったおかずがでてくるか、比較的きちょうめんなお店では曜日代わりでメニューが決まっているのだが、ここは毎日売り切りなので余分が出るはずもなく、かといって日によって野法則性はなんらみとめられないらしい。おそらくおじさんが 朝、起きたときの思いつきでメニューが決定するのだろう。
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「多度津駅自体が鉄ちゃんの聖地。うしろは近代産業遺産指定の給水塔。」
多度津駅自体が鉄ちゃんの聖地。うしろは近代産業遺産指定の給水塔。
「外見に比してこざっぱりしている店内」
外見に比してこざっぱりしている店内
「時間が遅いのでつけあわせはほとんどなくなっている」
時間が遅いのでつけあわせはほとんどなくなっている
「日替わり定食 おかずはその日の店主の気分で決まる 7時からなくなり次第閉店。」
日替わり定食 おかずはその日の店主の気分で決まる 7時からなくなり次第閉店。
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