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「そばやのそば」
ＪＲ土讃線三縄駅（みなわえき）前から県道町道で吉野川右岸を三縄ダム方面へ遡ると民家の集落の中に土日限定で看板が出ている。『そばや』という店名の下に「土日のみ営業30食限定」と書かれているが親父さんによると普通に50食くらいはつくっているそうである（笑）。
ここの親父さんは矢川（やかわ）さんという珍しい名前である。あえてそれを店名にせずにわざわざ何の変哲もない「そばや」という名前にしたんだろうか？確かに近所では「この辺におそばやさんはありませんか？」と聞かないと「矢川さんはどこですか？」と聞いても通用しない。なぜならこの集落のほとんどが矢川さんだからである。（笑）
親父さんは開業する前までは町会議員さんとして活躍していたそうだ。いろいろあって政治よりも趣味でやっていたそば造りの方が面白くなり、思い切って転身したという濃い人である。しかしそれまでの長いそば打ち修行のおかげもあり、宣伝等は一切していないのであるが、今では人が人を呼びで県外のファンも多くついているようである。三縄以外の地域の人にはまだまだ知られていないが、確かに地元では「家で作る祖谷そば」に一番に味が近いと評判である。
本当は5年そこそこの営業では札所にしないのであるが、お金を取らない修業期間も含めてそば一筋20年の実績と、こんな場所で限定営業していながらきちんと受けているという強い個性で敢えて入れさせていただきました。
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「道の南向き方向の看板ゆっくり行かないと絶対に見落とす。このカーブミラーを右折すると２軒目。」
道の南向き方向の看板ゆっくり行かないと絶対に見落とす。このカーブミラーを右折すると２軒目。
「もともとは趣味が昂じて本職になったそば」
もともとは趣味が昂じて本職になったそば
「お客さんが飽きずに何杯でも食べられるように種類を増やしたメニュー」
お客さんが飽きずに何杯でも食べられるように種類を増やしたメニュー
「生そば（きそば）500円」
生そば（きそば）500円
「かけそば500円」
かけそば500円
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