「山の中の寿司」
国道32号線から難所の京柱峠に向けて国道439号線が分岐したところに小ぶりのスーパーマーケット『こんどうストアー』がある。ちなみにここから京柱峠を越えて剣山で438号線に出て貞光町に下りるまでの約100キロの区間に、この大きさの店はない。いうなればここから奥の山地の住民にとって最後のライフラインの店である(笑)。
このスーパーは山中の同じような店がそうであるように地域の仕出し屋もかねている。写真のように寿司しかも皿鉢料理に使う鯖の棒寿司まで売っているのであるが、山の中の店なのにこれがまた美味いらしい。
今回の卵巻きも皿鉢用の寿司であるが、ここから上(かみ)の人達にはこれが昔からの評判である。下界に降りて用事を済ませ、また山を登って家に帰る時のお土産として珍重がられているそうな。すぐに売り切れるのであらかじめ頼んで造っておいてもらう様だが、だとすればこの400円のパックでもう立派な仕出し料理なのである。
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「スーパーというよりも大きめのコンビニである。」
スーパーというよりも大きめのコンビニである。
「鯖棒寿司1000円、鯖圧つけ400円、卵巻き400円と皿鉢料理の寿司の一連である。」
鯖棒寿司1000円、鯖圧つけ400円、卵巻き400円と皿鉢料理の寿司の一連である。
「なんと綺麗な卵巻き。」
なんと綺麗な卵巻き。
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