「お遍路さんの喫茶店」
「八十場(やそば)のところてん」として昔から地元で有名である。歩いてすぐに四国霊場79番札所の高照院天皇寺があり、お遍路さんの一服処としても定番の店である。近くに国道11号線も通っているので車で立ち寄りの地元一般客も多い。
香川県はもともとところてんは辛子酢醤油で食べる土地柄である。この店では昔から辛子酢醤油と黒蜜との二種類でバリエーションしていた。おそらく歩きお遍路さんの糖分補給としての意味があったのであろう。最近では「尾張風」として砂糖酢醤油も加わったようでなのだが、全国的にもかなりマイナーな食べ方である。このままいけば「高知風出汁醤油」や「博多風おきゅうと」なんかも加わりそうなものである(笑)が、我々としてはところてん専門店ではなく地元の一服処として、やはりオリジナルの味を大切にしたいものである。
まぁ、チャレンジャーの方については全種類大皿一挙制覇をするのは止めないがあまり評価もしない。カロリーはゼロに近いところてんだから(笑)。
|
「夏場は涼を求めてくるお客さんで賑わっている。」
夏場は涼を求めてくるお客さんで賑わっている。
「神社の石垣横に屋根とよしずとで架設された店舗である」
神社の石垣横に屋根とよしずとで架設された店舗である
「店の脇からは岩清水が流れ出ていてお遍路さんにも重宝されている。」
店の脇からは岩清水が流れ出ていてお遍路さんにも重宝されている。
「ところてんは、地元からし酢醤油の他にも、さとう酢醤油、黒蜜、くずもちの4種類。全国からのお遍路さんの好みに対応か?(笑)」
ところてんは、地元からし酢醤油の他にも、さとう酢醤油、黒蜜、くずもちの4種類。全国からのお遍路さんの好みに対応か?(笑)
「黒蜜のところてん小皿 280円」
黒蜜のところてん小皿 280円
|