「西讃岐の甘い味」
観音寺市の北外れの室本集落にある食堂である。室本は漁港であると同時に西讃岐の拠点マリーナょ持つ村落でもある。また今でも「もやしや(麹専門店)」の多く残る地域である。
小浜食堂は「こはま」と読みアメリカの大統領と同じ呼び名ではない。そんなことはどうでもよいのだが(笑)、近年の讃岐うどんブームで「うどんの美味しい食堂」としてぼつぼつと名が知られるようになり、その流れで「食堂」から「うどんや」に変わろうとしている途上である。うどんブームの余波で食堂がうどん店に実質業態変更している例は他にも多々みられるようになった。観光客にとっては良いことなのであろうが昔からの近所の常客にとっとは、メニューの選択肢が狭まり少し悲しいことである。
ところで観音寺沖にある伊吹島は全国的に有名な「いりこの島」である。そのせいかこの近辺の味付けは「いりこ」が強く同時に甘い。小浜食堂の3本柱の「盛りすし(ちらし寿司)」も「うどん」も「中華そば」も甘いので有名である。四国では愛媛県の南予地方が九州的な甘い味付けであるが、観音寺地区では少し薄口のほの甘さである。
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「つけかえた暖簾は「中華そば」「すし」「うどん」の3点が売りということを明確に表している」
つけかえた暖簾は「中華そば」「すし」「うどん」の3点が売りということを明確に表している
「店内はまったくの地方の食堂のままである。」
店内はまったくの地方の食堂のままである。
「食堂の他のメニューはカットされ残されているのは、うどんと中華そばとすしの3種類のみ。」
食堂の他のメニューはカットされ残されているのは、うどんと中華そばとすしの3種類のみ。
「盛りすし 210円 ほんのり甘いちらし寿司。」
盛りすし 210円 ほんのり甘いちらし寿司。
「かけうどん 290円 製麺所のうどんではなく飲食店のうどんとしては安い部類である。」
かけうどん 290円 製麺所のうどんではなく飲食店のうどんとしては安い部類である。
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