「幡多地方の焼肉」
窪川は、海沿いに宿毛を回って宇和島へ続く国道56号線と、四万十川から広野川沿いに山中を宇和島へと向かう国道381号線とが分かれる町である。その三叉路の分岐点で昔から営業している焼肉点である。
窪川に入ったのが夕方になってしまい夜の入店となった。既に満員である。喫茶店のような店内のボックスに案内してもらって盛り合わせを注文するとお店の奥さんが焼くのを手伝ってくれた。おそらく県外客だとわかってのサービスであろうが、これがくせもの。焼き始めは普通の焼肉らしく肉と野菜とを別々に焼いていたが、徐々に混ぜ合わせ始め出来上がってみると、これはまったくの「肉野菜炒め」である。宿毛の42番札所の焼肉店でもわかるように幡多地方の「焼肉」の作法は我々日本人のものとは一風異なるらしい。
しかし3人で満腹しかもビールまで飲んで一人1300円である。肉も野菜も美味いこま地方ならではの合理的な焼肉である。
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「窪川の中心となる交差点にある焼肉店。もちろん夜もやっている。」
窪川の中心となる交差点にある焼肉店。もちろん夜もやっている。
「一見、喫茶店のような店内」
一見、喫茶店のような店内
「メニューは普通の焼肉店+軽食店」
メニューは普通の焼肉店+軽食店
「最初は野菜と並べて焼くが」
最初は野菜と並べて焼くが
「このようにして食べる。」
このようにして食べる。
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