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「釣り人の弁当屋」
 須崎西のインターから国道56号線に出たところにある持ち帰りの弁当店である。いわば「昔のコンビニ」である。高知県は国内でもおそらく最後から1番目から2番目になるまで全国系コンビニエンスストアチェーンが上陸しなかった県であるが、それまではこのような店があちこちでコンビニの代わりをしていたのである。
 
 「竹崎」は、足摺方面へ向かう釣り客が深夜や早朝に弁当を購入するお決まりの店であった。弁当といってもオニギリと玉子焼きしかないのであるが、いつのころからか玉子焼きが名物となっている。四国各地をいろいろと永く見ていると、高知県人は玉子焼き大好きということに気がつく。居酒屋でも食堂でも心なしか玉子焼きが「でかい」。中にはどう見ても玉子1パックまるまる使ったとしか思えない玉子焼きまで出てくる。こんな中にあって有名店となる竹崎の玉子焼き。旅の途中、思い思いで景色の良い場所で車を停めて昼飯代わりに食べるようになれば、あなたは買い食い根性だけはもう立派な高知県人である(笑)。
 
 
 
 
 
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 「56号線の須崎の西の町外れにある小さなお店。」56号線の須崎の西の町外れにある小さなお店。 
 
   
 「お菓子やおつまみもあるが、用途はかなり限定されるので「おしいコンビニ」というところか(笑)。」お菓子やおつまみもあるが、用途はかなり限定されるので「おしいコンビニ」というところか(笑)。 
 
   
 「ショーケースにある玉子焼きとオニギリ。昼食時にはすぐに売り切れる。」ショーケースにある玉子焼きとオニギリ。昼食時にはすぐに売り切れる。 
 
   
 「店の片隅にはテイクアウトのおでんもある。セブン●ブンのおでんとはかなり差別化されている(笑)。」店の片隅にはテイクアウトのおでんもある。セブン●ブンのおでんとはかなり差別化されている(笑)。 
 
   
 「オニギリと玉子焼き。普通の人ならこれだけでほぼ満腹となる。」オニギリと玉子焼き。普通の人ならこれだけでほぼ満腹となる。 
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