「松山のうどん」
ここも昔からの松山の銘店である。讃岐うどんは麺で食べさせるが、松山の鍋焼きうどんは出汁で食べる。主食の讃岐うどんとは異なり、二玉も三玉も入れないので、どちらかというと軽食の部類に入る。
店に入るとまずおばちゃんが当たり前のように5百円をもらい受けに来る。単品メニューなので注文はとらない。ほどなく出てきた鍋焼きうどんを出汁まで飲んで店を出る。屋台と食堂との中間のような店である。
松山の人にとっては寒いときに暖をとったりご婦人が小腹起しをするための食べ物なのであろう。古い店ではあるが大喰らいのサラリーマンや学生が少ない分、一般のうどん屋とは少し趣の異なるそこはかとない上品さを感じる。私のような人間にとっては、1人で2杯頼んだりお代わりをするわけにもいかないので、喫茶店のTPOを要する店である(笑)。
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「「ことり」は商店街からの路地裏にこじんまりと鎮座している有名店である。」
「ことり」は商店街からの路地裏にこじんまりと鎮座している有名店である。
「ほとんどすべてが小上がりのちゃぶ台。」
ほとんどすべてが小上がりのちゃぶ台。
「いなりすしが必要か不要かだけのシンプルなメニュー」
いなりすしが必要か不要かだけのシンプルなメニュー
「小ぶりな鍋のうどんである。出汁を飲みきっても小腹起しというところの量である。」
小ぶりな鍋のうどんである。出汁を飲みきっても小腹起しというところの量である。
「数軒、離れたところにある「アサヒ」。こちらも銘店である。」
数軒、離れたところにある「アサヒ」。こちらも銘店である。
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